案件フォルダとファイル命名ルールの決め方
結論
探す時間が長い人ほど、フォルダ階層とファイル名の「型」がありません。個人または少人数なら、深い階層より浅い共通型の方が守れます。20分で初版を決め、あとは案件名だけ差し替えます。特定のクラウド製品の操作には依存しません。
フォルダ階層の最小セット
案件ごとに次だけで始めます。
YYYY_案件名/
00_admin/ … 見積もり、契約メモ、請求
10_input/ … 支給素材、参考
20_work/ … 作業中
30_share/ … 先方に出すもの
40_delivery/ … 最終納品の控え
「share」と「delivery」を分けるのが要点です。共有中の草案と、最終版の控えが混ざると、どれが正本か分からなくなります。
ファイル名に入れる要素
優先順は次です。
- 日付(
YYYYMMDD) - 内容(何のファイルか)
- 版(
v01/v02/final)
例: 20260806_採用LP_トップ_v03.fig
スペースや「最終の最終」は避け、版番号か日付のどちらかで新旧を判断できるようにします。
やってはいけない命名(失敗例)
新しいフォルダ、untitled、コピー最終、本当の最終、最終2の連鎖- 先方共有用と作業用を同じ名前で上書き
「最終」という言葉は感情であって版情報ではありません。v最終と書くなら、それ以上の更新が無い日付をフォルダの 40_delivery/ に残します。
決め方の手順
- 上の最小セットを1案件に適用する
- ファイル名の要素順(日付→内容→版)をメモする
- 先方共有は必ず
30_share/経由にする - 2週間運用し、使っていないフォルダを削る
- チームに広げるなら 少人数チーム向けテンプレ へ
コピー用テンプレ
YYYY_案件名/
00_admin/
10_input/
20_work/
30_share/
40_delivery/
命名: YYYYMMDD_内容_v01
共有は 30_share のみ。最終控えは 40_delivery。
FAQ
日付はフォルダとファイルどちらに入れる?
案件フォルダは開始月(YYYY_案件名)、ファイルは更新日を推奨します。両方に長い日付を重ねると読みにくくなります。
版番号と日付、どちらを優先?
同じ日に何度も出すなら版番号、日をまたぐなら日付が分かりやすいです。混在させるなら「日付+版」の順で固定してください。
クライアント共有用と作業用は分ける?
分けてください。権限と誤送付のリスクが違います。
過去案件の移行はどう進める?
一気に整理しないでください。新規案件から新ルールを適用し、過去分は触ったときだけ移す方が続きます。